社会人5年目。アメリカ留学経験者の新卒時の就職活動記

キャリア
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この記事を読まれているあなたの周りにはもしかしたら、海外に留学をした方はたくさんいるかもしれません。

留学後どのように留学経験を活かしながら活躍されているのか気になりませんか?

私は、大学1年生の時にオーストラリアに1か月、大学3年生の時にアメリカに1年ほど留学していたのですが、現在は社会人5年目の会社員になります。

そんな私は、2022年7月に新卒で入社し4年間お世話になった会社を退社し、8月に転職をしており、現在は充実した日々を送っております。

今回は、留学中の不安から、実際の就職活動の詳細内容まで触れながら、アメリカ留学した経験をどのように、就職活動の中で活かしたのか、実際社会で働き始めて感じたことなどをご紹介したいと思います。

現在、留学を検討されている方にぜひ読んでいただき、留学後のキャリアについて少しでもイメージを持っていただければと思います。

転職活動については別途記事を投稿予定です!社会人5年目が転職を通して年収アップも実現していますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

留学全盛期、何となく不安を感じ始めた秋

大学3年生だった私は、2015年3月から2016年2月までアメリカのカリフォルニアに交換留学をしました。

大学3年生といえば、就職活動を始める年。留学中の私は、現地にたくさんの友達が出来、本当に毎日講義後はカフェやレストラン、バーに繰り出していました。

日々に全力投球していた私は、留学7か月目まで将来の具体的なキャリアについてや就職活動のことを考えていませんでした。

ところが・・・

10月頃から、同時期に留学していた日本人留学生が動き出します。

そう、ボストンキャリアフォーラムです。

 ※略してボスキャリ。世界最大級の日米バイリンガルのための就職イベント。その場で内定が出ることもあるそう・・

私たちはカリフォルニアに留学していたのですが、ボスキャリのためにボストンに行くと言いだしたのです。

最初、聞いた時の私は「ボスキャリ?なんじゃそれ」といった感じでしたが、友人たちがフライトを予約し、どんな企業が出展しているかの話で盛り上がり始めると急に不安になりました。

「やばい、出遅れてしまった・・・ボスキャリに行かないとお先真っ暗だ・・」

しかし、ボスキャリに行かないといけないと思いつつも、毎日散財していた私に旅費はなく、友人の話を聞き、キャリアフォーラムとはどんなものなのかを想像する事しか出来ませんでした。

何となく、でも激しい不安感がこの時から年末にかけてありました。

自分が将来何をしたいのか、少しは考えるようになったものの、留学中は今しかできない事をやりたい!と、遊びまくっていた私が考えていたのは少し浮世離れした夢物語で、具体的なキャリアイメージなんてありませんでした。

留学の終わりが見え始めると、私は「就職活動は日本に帰ってからやればよい」と自分に言い聞かせ、将来の不安を忘れ、今まで以上に現地での楽しみに全力投球をしました。

留学中、全力で日々を楽しんだことは全く後悔していないのですが、もしあの時、

ボスキャリに行っていたら・・・

将来の事を具体的に考えていたら・・・

私の就職活動は全く別のものになっていたと思います((笑))

今思えば、ボスキャリに行くだけでも将来を考えるきっかけになる貴重な経験。

日本から参加しに行くのは大変なので、留学をされる際はぜひ、ボスキャリを検索して、参加の予定を立ててみるのも良いと思います。

帰国後、すぐに就活モード

先述した通り、私は大学3年生の時にアメリカ、カリフォルニアの大学に約1年間留学をしていました。その為、留学が終わり日本に帰ってきたときは、2月‥

周りの友人は明るかった髪色を黒に染め、会社説明会に足しげく通い始めた頃でした。

留学中、何となく就職活動に対して不安を抱えていた私は、友人を見てとても焦り、すぐ髪の毛を黒に染直し、複数の就職サイトに登録をし就職活動を開始しました。

就職活動を見よう見まねで始めた最初の3か月間は、「解禁日」が何を意味しているのかも分からず、もちろん自分が何をしたいのかなんて考えずに、とりあえず気になった会社の説明会に参加し、良さそうだったら応募をするという事を繰り返していました。

説明会で毎日の予定が埋まっていく中、説明会出会う大人達、また就職活動をしている友人と話す中で「就職活動をしている」「留学をしたから、キャリアの選択肢はたくさんあるはず!」という充実感をなぜか感じ、将来への期待感で一杯でした。

上手くいかない日々

結論から先にお伝えします、就職活動をはじめてから3カ月目の5月‥

内定ゼロ、選考中のもの1社のみでした。

自分の軸なんてなかった為、上手くいっても1次面接落ち、大半が書類選考も通らないという状況。。

周りの友人が内定を複数社からゲットしている中、ゴールデンウイークが始まるまでに、内定はゼロ、選考に進んでいるものも1社のみという、状況になっていました。

それまで第一志望としていた会社からもお祈りメールを頂き、お先真っ暗な状況でした。

その当時、ふとした時に、急に不安になり一人で号泣したりもしていました。

さらに、常に緊張状態でご飯も食べれなくなってしまい、2カ月で5キロ以上痩せました。今思い出してもこの3カ月は本当につらい時期でした。

そんな中でも、諦めるのではなく、常に「あとちょっとだけ頑張ろう」と思って過ごしていました。

そんな気持ちを支えてくれていたのは、親・友人はもちろん、留学をして壁を乗り越えてきたわずかな自信でした。

内定ゲットまでの道のり

内定もゼロ、書類選考も全然通らない状況で、このままだとだめだと思い、先輩に相談したところ、「まず自分が社会に出て何をしたいのか、を考えてみたら?」と言われ、ゴールデンウイーク中に改めて考えてみることにしました。

(逆にこの時まで、何をしたいのか を考えていなかったのがびっくりですね。)

その時のふと、アメリカで過ごした約1年を振り返ってみたことがありました。

日々、充実した日々を過ごしていた留学中「帰国したら○○がしたい!」という夢物語を日々考えていたことを思い出しました。

それを、具体的に落とし込んでみる事にしました。

さらにそれを一言にまとめると「みんなががやりたい事をしていて、輝いている人を増やしたい」という思いでした。

自分がやりたいことが見えた私は、その思いを軸にしエントリーシートを作成し、先ほどの先輩に添削を何度もしてもらいました。

ゴールデンウイーク後、改めて会社選びも自身の軸を基に選びなおし自分の価値観と合い、働きたいと思えた企業を見つけることが出来ました。

エントリーシートを提出し、面接の練習を何度もし、面接に挑みました。

練習していくうちに、自己アピールがスムーズに、そして、論理的にできるようになっていくことを体感しました。面接官の方からどんな質問が来ても応えられる!という自信が、自分の中にわいてくるような感覚でした。

結果、なんとその第一志望の企業より内定を頂くことが出来ました。

内定通知を見たときは、本当に幸せな気持ちになり未来への期待感で一杯でした。

自分が何をしたいのか・なぜそれをしたいのか の軸を持つことが自分をアピールする上で、いかに重要かを身に染みて学んだ経験です。

まとめ:今振り返って感じること

まずここまで読んで頂き、ありがとうございます。

就職活動は、社会人となる最初のステップで、自分が何をしたいのか、どんな社会人になりたいのかを考える貴重な機会でもあると思います。

私は、留学というアドバンテージがあると妄信し、将来の事を考えないまま就職活動を始めてしまい、就職活動というプレッシャーに負け、自らを見失いました。

ただ、それを乗り越え、自分を見つめ将来と向き合ったあのゴールデンウイークのおかげで、今楽しく過ごせていると思っています。

そんな私は今、新たにやりたいことを見つけ、4年間お世話になった新卒で入社した企業を退職し、他の企業で働いています。

転職活動の際も、留学経験を活かして年収アップも実現しています。留学経験のおかげで、キャリアもメンタルも、お金の面でも良くなっています。

今回は私の留学経験を書いてみましたが、他の方の留学後のキャリアを知りたい!と思われる方は留学エージェントに聞いてみるのもおすすめです!

サイトに留学生のメッセージが載っていたりするので、それを見るだけでも違いますし、留学前にキャリアのイメージをすることモチベーションが上がると思います!


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最後までお読みいただき、いつもありがとうございます!

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